2025/07/15(火) 23:24 0 3
児玉はレースをふり返り「本当は1周行きたかったけど、タイミングが合わなくて。永塚さんもペースを上げていて、カマせないと思って捲りに構える形に。でも、しっかり踏めていたし、感覚は悪くなかった」と話した。
この勝利で節目の通算600勝を達成。石井寛子、山原さくら、奥井迪に次いで4人目の達成となった。
「600勝はあまり意識していなかった。やる気やモチベーションがなかなか上がらない時期もあって、(500勝から)2年かかってしまった。でも、今は練習メニューを組んでくれる角令央奈さんの協力もあって、しっかりとGIを獲っていい報告がしたいと思っています。そのためには計画的にコツコツと練習を積み重ねて頑張りたいです」と意気込む。
不完全燃焼で終わったパールカップ。児玉は悔しさを募らせた。
「応援してくれるお客さんのために走りたいという気持ちは元々あったけど、それ以上に勝ちたい気持ちが出てきて。それはお客さんのためにもだし、一番は自分のために!」と言葉に力を込めた姿が印象的だった。
その言葉を聞いて、まだまだ児玉は強くなれると確信した。“悔しさ”はスポーツ選手にとって、ものすごい原動力となる。スイッチの入ったニュー・児玉碧衣が楽しみだ。(アオケイ・八角記者)