遂に在所順位1位のルーキーがベールを脱ぐ。卒業記念は残念ながら欠場したが、今開催に向けてしっかり練習してきたと言う。

「基本的には師匠(濱田浩司)や外田心斗さん、日野博幸さんと練習してきました。ここに向けてしっかり調整もできたし、体調的にも問題はないです」とコンディションはバッチリだ。

「自分は父の影響で選手になろうと思った。2回試験に落ちてしまって3回目の試験で合格。当然嬉しかったですね」。

　どんな選手になりたいか聞くと「松浦悠士さんや郡司浩平さんの何でも出来るような器用な選手になりたいですね。早く同じステージに立てるように頑張りたい」と目標を語ってくれた。

　在所時の決まり手を見ると先行1、捲り9、追い込み20、マークが3とまんべんなく決まり手が付いており攻め幅が広いことが分かる。今開催は常に人気を集めることになるだろうし、どんなレースをするのか注目が高まる。(アオケイ・松野記者)