今回がPIST6で3回目の参戦となる後藤は「前回来たのが2月頭の開催だったので2ヶ月以上振りですね。その間に冬期先の静岡の伊豆で渡邉一成さんのルックの自転車に乗らせてもらったら、やっぱり今までの自分が使っていたメーカーとは違うなと思って。自分にとってルックっていう名前からして良いってイメージがあったので、奮発して買っちゃいました」と諸々含めると100万円以上するという新車を買ったことを教えてくれた。

　となれば、当然今開催に懸ける意気込みも違ってくるものだろう。
　後藤は「結構、お金を使っちゃいましたからね。もちろん、その分もこの開催で取り戻したいっていう気持ちがありますよ。それに自動車の方も買いたいので、お金はいくらあっても足りない(苦笑)」と、プロ競輪選手らしく“稼ぐ”という意志表示を前面に出していた。

　しかも「去年の夏に結婚もしたので、何かと物入りですから」とも語ってくれ、家庭も持ってプライベートでも充実している様子。

　PIST6は今まで決勝進出がないだけに、稼ぐためにも何が何でも決勝進出、そして優勝賞金(約123万円)もくわえて帰りたいところ。(アオケイ・渡辺記者)

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