2022/04/18(月) 13:30 0 1
今回は橋本瑠偉、八谷誠賢、そして奥村諭志。ハイレベルな機動型がそろっているシリーズだ。初日特選を制した奥村が欠場明けの不安を一掃し、破竹の5節連続Vへ大きく前進した。
ところが準決勝は「ノープランで行ったけど、中途半端になってしまった」と振り返る運行で、辛くも3着。薄氷を踏む思いでの決勝進出になった。
なにはともあれ、5連続Vへの挑戦権を得た。今年のA級1、2班戦で優勝回数トップは4度の9人(奥村、北野良栄、掛水泰範、栗山俊介、寺沼将彦、木村佑来、木村皆斗、北井佑季、上杉嘉槻、ちなみに橋本と八谷は3度)。
ここで奥村が優勝すれば、トップに躍り出る。Vラッシュモードに突入している奥村だが、通算優勝回数はまだ13回。
しかも「A級1、2班戦の初優勝が去年(10月)の広島だったんですよ」と意外な返答。ということは、20年後期は1、2班戦で優勝せずにS級に在籍したことになる。それもなかなか凄いことだ。
「ピン(1)、飛び、ピンとかが多かったですからね…。5連続Vですか? そろそろ内容にもこだわりたいし、自分のレースをしたうえで結果が付いてくれば、嬉しいかな」
勝負強さが備わった111期の在校1位が、再び橋本、八谷らとの頂上決戦に挑む。 (netkeirin特派員)