2021/03/20(土) 18:15 0 0
2場所前の四日市、前場所の小田原に続き、3場所連続完全Vへ、あと1勝。1999年のグランプリを制した太田真一(75期)を父に持つサラブレッドが本格化の兆しを見せている。近況は“なぜ、まだ3班にいるの?”と思わずにいられない強さと安定感だ。
「デビュー直後はまくりに構えすぎていて、なかなか結果が出せなかった。BSを取るレースを心掛けて、逃げの決まり手が増えるようになってから成績が安定してきた。気持ちと脚に余裕が出てきた」。
さて、特別昇班にリーチ。「なんとか8(連勝)まで来た。ここまで来たら、優勝を狙います。同期も半分以上がS級や(A級)2班に上がっている。今回で決めたい」とノンストップで2班行きを誓った。
顔がそっくりの父からは「『力を出し切るようにレースしろ』としか言われていません」とのこと。まずは決勝も勝って、父が戦う1、2班戦の舞台に駆け上がる。(netkeirin特派員)