2022/04/14(木) 16:45 0 1
「桜花賞は初めて記念の決勝に乗れた大会。思い出があるし頑張りたい」と前検日から張り切っていた金子幸央が、しっかり人気に応えて開幕戦を制した。
伊東翔貴のホームカマシを冷静に受けて3番手を確保し、そこから「けん制をもらわないように」とまくり追い込みに賭けての勝利は見ていて実に危なげなかったが、「本当は突っ張るくらいの気迫でいきたかった。でも勝ちに行ってしまった…」と本人は悔しそうに振り返る。
活躍が期待された地元のウィナーズカップは残念ながら一次予選で敗退。節間で勝利も挙げることができなかった。
「ウィナーズでいろいろと思うところがあったので、前回(岐阜FI)は自転車やセッティングを変えて走ってみたんです。でも結果が出なかった…。今回は元に戻したので状態はいい。あとは(活躍できるかは)どちらかといえば気持ち次第だと思います」。
初日の突っ張りたかったという気持ちも、上のレベルで戦うことを見すえているからこそ。この気持ちがある金子はこれからもどんどん強くなっていきそう。二次予選も好走は必至だろう。(netkeirin特派員)