2022/04/14(木) 16:15 0 0
群馬の貴重な自力選手としてビッグレースで奮闘していた天田裕輝。近況は、人の後ろを回る番組がほとんどだった。決まり手も差しやマークに集中し、専門紙などの脚質欄では「追込」となっているところもあった。
本当に戦法を変えたのか確認してみると、次のような答えが返ってきた。
「いやいや、追い込み転向は考えていませんよ」。
「自力の決まり手が少なくなっていたのもあるけど、若い子がどんどん出てきたことが大きいですかね。強い後輩の後ろを回るのはチャンスでもありますから、そういう時は(追い込みの)経験を積んでいこうと。ただ自分で動く準備はいつもしているし、人の後ろを回るにしてもタテ脚がないと厳しいので、タテ脚を磨くことは常に意識しています。理想は自力でも人の後ろでも結果を残すことだけど、いざやろうとするとそれが難しい(苦笑)。まだまだ力が足りないし精進しないといけないです」。
もちろん、目指しているのは大舞台への復帰、そして、そこで活躍することだ。
「体の具合が良くなったり悪くなったりで昔みたいにはうまくいかないけど、もちろんまた戻りたい気持ちはあります。うまく体と向き合いながら頑張っていければ…」と天田裕輝は語った。(netkeirin特派員)