2022/04/02(土) 10:30 0 4
最終バックでは6番手と厳しい展開だったが、3角から良いスピードで捲り上げて2着で予選を突破した。レース後は「結果的に自分だけになってしまった。石毛さんには捲り追い込みでもいいと言われていたけど、もう少しやりようがあったはず」と浮かない表情を見せた。
ただ状態は悪くないようで「タイミングが合わず、2か月くらい室内練習だったけど、直前は久々にバンクに入って練習ができた。自転車との一体感が増したし、暖かくなって体も動くようになってきた。あとは体重が3キロ落とせればベストかな。ずっと前から落とそうと思っているのに、なかなか落とせなくて(苦笑)」。
今年の1月で38歳になった近藤だが、向上心はまだまだ尽きない。
「今回参加している同県先輩の和田(健太郎)さんは39歳でグランプリを優勝した。かなり刺激を受けたし、まだまだ頑張ろうという気持ちになった。前走のGIIIでも感じたけど、トップの選手は本当に隙がないし、自分の弱点を見せるとそこを攻められる。競輪界のレベルも年々上がっていっているけど、置いていかれないように頑張ります」。
準決は信頼する和田健太郎とタッグを組む。相手は優勝候補の新田祐大と上り調子の吉田昌司となった。人気は新田に集まるが、千葉コンビの動向に注目したい。(アオケイ・富記者)