2022/03/28(月) 20:00 0 3
準決勝11Rはあの脇本雄太と対戦。「世界で戦ってきた、あの脇本さんと対戦できるなんて。お金を払ってでも走りたいぐらいの人なのに賞金までいただいて(笑)」と準決のメンバーが出そろった時点で興奮気味に対戦を熱望していた。
レースは脇本、吉田拓矢との3分戦。スタートでポンと飛びだしたはいいが案の定、後ろの2つのラインで競走が始まり、選手の言うところの“放置プレイ”がなされた。
「支線もいいところ。初手は後ろからと思ったが、切ってもどうせ泳がされる。それなら前受けでいいやって、そんな想定でした」
泳がされたものの脇本の後ろに吉田が飛び付き2車で飛んできたので助かった。
「入れたらいいなと踏んでいて結果3番手に入れた。打鐘で後ろを見たら脇本さんが後ろにいたので、7、8割の感じで踏んでいけばいいかと思ったけど、ホームではすぐ後ろにもう脇本さんがいた。脚が違いましたね」と規格外のパワーにおののいた。
前2人に続き3着を手にして決勝へ。GIII決勝は、昨年11月に武雄競輪で行われた施設整備等協賛競輪(GIII)以来2度目だ。
「あの時は荒井(崇博)さんがとにかく強くて負けました。今回は相手が相手。きついのはわかっていますが、少しでもいい走りがしたい」とどん欲に上位を目指している。(netkeirin特派員)