2022/03/28(月) 16:00 0 2
最終2コーナーを過ぎてからは内・内と最短コースを通って最後は中。近畿の『お笑い担当』鷲田幸司がサーカスのような立ち回りで全国の競輪ファンを沸かせた。
「ほんとは自力の動きをしたかったのに、マーク屋の動きになっちゃった。ラインの先頭なら外踏まなきゃって持論があるけど、ああなったらそうも言っていられない。勝つにはあのコースしかなかったです」。
結果は出ていなかったが、今シリーズは前検日からずっと絶好調と言っていたし、その言葉が嘘ではないと自らの脚で証明した。
「ね、言った通りでしょう!? 来る前にTwitterでも絶好調宣言をしていたし、敗者戦とはいえ、この1着は素直に嬉しい。数少ないワシコーファンは大喜びで、ノーマルファンは『2、3着でいいのに』って言っているんじゃないかな(苦笑)。今回は世界の脇本君と同じ開催だから普段のGIIIよりもぴりっとした雰囲気。いろいろなアドバイスを貰えるし楽しいですね」。
最後に、共同会見場で何度も髪型を直していたのを突っ込むと、「マジっすか!? そういう指摘はかなり恥ずかしい(苦笑)。そういえば、埼玉の尾崎剛さんにも『ワシコー、ちょっと色気づいた?』って言われたんですけけど、童顔でサラサラヘアーのあなたが言いますか! って突っ込みそうになりましたよ(笑)。キャラ的に自分はそっち路線じゃないので、今まで通り、脚と口だけ回して頑張ります!」とワシコーらしいナイスな返答で笑わせてくれた。(アオケイ・長谷川記者)