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【瀬戸の王子杯争奪戦】佐藤慎太郎と談笑する三宅伸「可愛い後輩をよろしくな」

2022/03/27(日) 20:45 1 12

26日から玉野競輪場で「開設71周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」が開催されている。28日、3日目の準決メンバーが発表されたあとの佐藤慎太郎三宅伸のやり取りを紹介する。

談笑するベテラン2人。三宅伸(左)と佐藤慎太郎

 3日目の準決10Rは地元の山根将太佐藤慎太郎がマークする『ウルトラC』番組。可愛い後輩をよろしくなと三宅伸佐藤慎太郎に近づき仲良く談笑。

三宅伸:山根は中央大出身の超エリート。養成所時代は早期卒業してもおかしくない逸材だった。ドラ1の新人王候補がいきなり阿部慎之助クラスのキャッチャーとタッグを組む感じだね。よろしく、慎太郎!

佐藤慎太郎:任せてください、先輩。真っ向勝負と見せかけて、初球はカーブから入ります。作戦はズバリ、相手の裏をかく走り。

三宅伸:(笑)。あいつ、たぶん、めっちゃ緊張しとると思うで。普通に走らせてやってよ。

佐藤慎太郎:もちろん。さっきのは冗談。レースを見ていて強いのは知っているし、好きにやってもらいますよ。

三宅伸:ちなみに俺がS級に上がって最初のGIは、中野浩一さんと同じレースでラインを組んだんよ。あの中野さんよ!? 俺はもう行くしかないし、赤板、ジャン、ホーム、バック、4本引っかけるド先行。それだけ行っても4着には残ったかな。山根にもこれくらいスケールの大きい走りをしてほしいね。

佐藤慎太郎:時代を感じますね。山根君にもそういう走りを期待しましょう。最初メンバーを見たときはエッ!? ってなったけど、ラインを組む以上は精一杯援護して頑張りますよ。

 ベテラン2人のやり取りを近くで見ていた山根はぽかーんとした表情だったが、レースになればスイッチ・オンになるはずで、赤パンの慎太郎先生の前でハッスルしているだろう。(アオケイ・長谷川記者)

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