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【瀬戸の王子杯争奪戦】前回のリベンジを果たした山根将太

2022/03/27(日) 19:45 0 4

玉野競輪「開設71周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」は27日に2日目を開催。6R二次予選を突破した山根将太に話を聞いた。

「脚はいい感じになってきました」と語る山根将太

 初日、二次予選と鐘前から一気に飛びだす積極戦が決まっている。

「本当はダッシュタイプなんですけど、自分のペースに持ち込んで駆けたいんです。そうなると前で受けて引いてカマすより、多少脚を使ってでも後ろから徐々に上げていく方がいい。ラインもその方が生きると思って。でも今回はピッチを上げすぎてバックでは最後タレるだろうなと思った」。

 二次予選で番手を回った同県の片岡迪之も「道中、焦る事無く落ち着いて駆けていますね。最後、踏み直してくれたおかげで自分もコースができた」と後輩の頑張りに目を細めた。

 前検日には「二次予選突破」を目標に掲げていたが難なくクリアした。
「1月豊橋記念で初めてGIIIを走りましたが2日目に敗退していたんです。だから最低限の目標はクリアしました」。

 冴えない2走なら期待も薄いが出し惜しみない大胆な先行を見ると、準決突破も夢ではない。
「シリーズ中に状態が上向く事ってほぼないけど、脚はいい感じになってきました」とコメントも歯切れがよくなってきた。準決勝は佐藤慎太郎に前を任され、気を引き締めた。(netkeirin特派員)

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