2022/03/25(金) 21:00 0 0
初日特選はひとまず、1番車の栗山俊介と2番車の谷口明正の同期中近コンビが、どうするかに注目が集まった。
先に競輪場に到着したのは栗山。「谷口さんは103期の生徒会長。これまで連係したことがないんです。とりあえず前検日の前日に『前で頑張ります』の内容のメールをしておきました。返信ですか? 『頑張ろう』みたいな感じでした。否定も肯定もない感じで。生徒会長の前で頑張りたいと思っていますよ!」と笑った。
その後に谷口が到着。栗山のコメントを伝えると「好きに走ってもらえれば。連係は初めてですね。栗山君は強いし、調子も良さそう。しっかりと付いていきたい」と表情を引き締めた。
両者はそろって前節V。栗山の方は降級後の4節で3V、準Vが1回と、ほぼパーフェクトな成績を残している。S級特別昇級を狙った前節の岐阜は初日2着でS級への道はひとまず断たれたが、集中力を切らさずにVをもぎ取った。
「また一から頑張ります。ボーダー付近だったけど、来期のS級も決まったし、良かった。谷口さんとはなかなか連係する機会がなかったので一緒に走れて嬉しい。頑張りますよ」
生徒会長を連れて、絶好調男が別線を蹴散らす。(netkeirin特派員)