3回目の参加となる中本は今回こそ決勝に乗りたいと前検日から意気込んでいた。12日に行われたデイ・ナイトのレースではしっかりと自力を出して1着。13日、連勝で迎えた準決勝Aでは1コースからのスタート。上昇してくる神山後位に上手く飛び付き2着を確保。

　レース後に話を聞いてみると「上手く展開を読めました。でも神山さんが強すぎて、飛び付いて一杯になってしまった。でも判断よく動けているし、状態は問題ないかな」と話し、「前回まではMAXギヤを使っていた。今回は色々試したいと思ってギヤを下げて走っていたけど、やっぱり自分には大きい方が合っているみたい。決勝は5.67に戻します」と話してくれた。

　決勝戦は抜群の成績を残す山田義彦に絶好調の神山拓弥と強敵揃いだが、GIIの優勝経験もある中本も負けてはいない。ここで優勝して次走の宇都宮ウィナーズに弾みをつけたい。(アオケイ・富記者)

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