2022/03/13(日) 11:00 0 0
チャレンジ準決勝は2個レースとも119期対決。3Rが佐藤竜太と田川翔琉、4Rが近藤翔馬と高橋綜一郎。7連勝中の佐藤と近藤が連勝を伸ばせるかに注目が集まった。
3Rは、前受けの田川が誘導との車間を空けて佐藤の動きを警戒。なかなか仕掛けられない佐藤は最終HSからスパートするが、田川に合わされてしまう。最後は佐藤が田川後位に収まったが、そのまま田川が押し切って連勝。佐藤は連勝が7でストップして、特別昇班の野望はついえてしまった。
4Rは高橋が先制。5番手でじっくりと構えた近藤は、最終2角からスパートすると一気に前団を粉砕。上がり11秒4は、3Rの田川と並んで2日間の最速タイムだ。こちらは連勝を8に伸ばし、特別昇班に王手をかけた。
決勝は119期4人が決勝に進出。近藤と佐藤の特別昇班対決とはならなかったが、見どころは満載だ。九州が田川-高橋の同期連係で、プレッシャーから解放されて楽になった佐藤の巻き返しも怖い。近藤にとっては9連勝へ、まさに最大の難関となった。ちなみに近藤は小倉の決勝が3回目。昨年11月の決勝は、今回もいる田川を車体故障させてしまい、1着到達ながら失格。そして今年1月の決勝は、超話題の新星・太田海也がいて準優勝だった。
包囲網をかいくぐり、3度目の正直でA級2班へのチケットをつかみ取ることができるか。(netkeirin特派員)