2022/03/12(土) 10:30 0 0
今回で6回目の参加となる山田。前々回、前回は完全優勝を決めており、現在8連勝中。
この成績に本人は「デキすぎですね。自分はもともと競技の経験はないし、カーボンフレームに乗るのは地区プロくらいだった。やっぱり競技経験者がここで結果を出している人が多いけど、この250バンクはかなり特殊。だから自分は講習会とかバンクに入れる時はなるべく入って感触を掴んだり、どうやって走れば進むのかを結構考えた。この成績はそのおかげかな。でも、みんな走り方に慣れてきているし、全体のレベルが上がっている。自分が活躍できるのは今だけですよ」と謙遜していたが、ここまでの成績を残すには相当な努力があったはず。
そんな山田だが、2月末の向日町競輪で初日に落車。怪我の状態については「骨折は大丈夫だったけど、ちょっと深めのすり傷だった。次の日くらいから練習はできたけど、十分な練習ができていないのが少し不安。まずはタイムトライアルのタイムの結果次第ですね。前回と同じくらいのタイムが出せれば、今回もしっかり走れると思う」と話してくれた。
そしてタイムトライアルの結果は自己ベストには及ばなかったが、“10秒135”の好タイムを記録して全体で1位の結果になった。
「落車明けにしては走れた方かな。これなら修正がきくし大丈夫そう。一本もがいて脚に刺激が入ったし、もっと良くなると思う」と締め括った。
好タイムで落車の不安を払拭した山田。今開催も強敵揃いのシリーズだが、勝負強さを発揮してV獲りに突っ走る。(アオケイ・富記者)