2022/03/10(木) 20:00 0 2
チャレンジ戦は119期の4人がV争いを席巻しそう。その中でも佐藤竜太(愛知)と近藤翔馬(愛媛)は2場所連続完全優勝中。今節も完全VならA級2班に特別昇班できる。決勝で同着優勝でもしない限り、少なくともどちらかは大チャンスを逃してしまうことになる。決勝まで対戦することはないだろう。そこまでに足もとを掬われることがなければ、最終日は特別昇班対決で盛り上がっていることだろう。
まずは初日3Rに出走する佐藤竜太。2節前の和歌山、前節の豊橋で完全優勝して小倉に乗り込んできた。
「和歌山は決勝で1着の人が失格で繰り上がりV。豊橋は決勝で同期がいない開催だった。ラッキーが続いた感じですね。調子自体はあまり良くなかった。でも、先行した時のペース配分とか、捲るタイミングとかはつかめてきた感じがあります。先輩方とかに特別昇班についていろいろと言われてきたけど、意識はしすぎずに、上がれたらラッキーくらいの気持ちで臨みたい。近藤さんも同じ立場だけど、相手どうこうよりも、自分のレースを心掛けていきます」。
続いては初日4Rに出走する近藤翔馬。こちらは2節前の佐世保、前節の松山で完全Vを決めて小倉入り。
「(特別昇班は)意識してきた。ただ、狙うというよりは走った結果で(特班)できれば。初日と2日目をしっかりと走りきってから考えたい。状態はいいと思います」
ともに優勝は4回。気は早いが本格デビュー後の2人の対戦をおさらいしておくと、昨年9月の向日町準決勝は近藤が1着で、佐藤が2着。決勝は佐藤が1着で、近藤が3着。同じく昨年9月の武雄では決勝で戦って近藤がV、佐藤は5着。
今年に入ってからの1月小松島の準決勝は近藤が1着で佐藤が3着。決勝は近藤が3着、佐藤が5着だった。5回戦って近藤が4回先着している。データでは近藤が優勢だ。
まずは初日と2日目を2人がしっかりと勝って、8連勝同士で頂上決戦に向かってもらおう。(netkeirin特派員)