2022/03/10(木) 19:15 0 2
前回の地元開催では久しぶりの優出を果たした志水祐彦。今期に入り競走得点は89.08と間違いなく上がり調子だ。好調の要因について尋ねると、「初めて弟子を取ったからですかね。まだ18歳の女の子なんだけど、競輪学校に無事合格してもうデビューが待ちきれない」とまるで父親のような顔で話してくれた。
「学生時代は空手に没頭していて高校を卒業してから競輪選手を目指し始めたんだけど、かなりポテンシャルは高いと思う。脚質的には引退した東口純ちゃんに似ているかな。将来的には何でもできる自在選手になりそう」。
「それで自分も負けていられないと練習もより一層気合を入れて臨んだし、50歳まで現役を続けたい。S級に上がりたいという気持ちが出てきた」と目をギラつかせていた。
志水といえばシャープな差し脚と目標不在でも自在に立ち回り活路を開く器用な選手。直近の目標は「まずは1班に返り咲き初日特選組の常連になること」と語ってくれた。
まずは初日、西谷岳文の番手から抜け出し図る。(アオケイ・松野記者)