ーー名古屋のルーキーチャンピオンレース優勝おめでとうございます。

犬伏湧也：ありがとうございます。展開が僕に良いよう向いてくれました。HSで仕掛けようかとも思ったんですけど落ち着いていきました。

ーー名古屋が終わって中3日ですが、どう過ごしていましたか？

犬伏湧也：連戦で疲れが溜まってたんで一日休養入れてから練習を再開しました。上積みはないけど大丈夫ですよ。

ーーこれからの課題は？

犬伏湧也：4月に平塚記念の斡旋があるんです。大宮記念で9車立てを初めて経験したけどそれっきりなんで、9車立てを想定したレースの組み立てとかを意識したいですね。

　四日市で完全優勝、ルーキーチャンピオンも優勝と波に乗る犬伏。元々のポテンシャルも高いが、S級でのレースにも慣れてきた様子。

　前回、高松FIを走った時は原田研太朗を引っ張り優勝に貢献し、自分は末着に終わった。あの時は売出し中で自分の役割に徹したが、今は違う。FIではメインを務める優勝候補筆頭の選手だ。今節も完全優勝目指し力走するだろう。

　地元の香川雄介は「準決は犬伏かなぁ？ あんなバケモン2周突っ張り先行してくれんと抜けんやろ。嫌やなぁ〜。1着取りたいのに…」とつぶやいていた。(アオケイ・梅田浩行記者)