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新・玉野競輪場の全貌!客室からミッドナイト競輪が楽しめる併設ホテルも

2022/03/08(火) 20:00 0 5

老朽化により改修工事を進めていた玉野競輪場は、日本初のホテル併設型スタジアムとしてリニューアル。本格的なオープンを前に3日、報道陣に公開した。netkeirin編集部も同競輪場に”潜入”。写真とともに「宿泊型競輪場」の全貌を紹介する。

●競輪を最大限に楽しめる造り

 玉野競輪場は2021年から閉場して建て替え工事を実施。リニューアルの核はメインスタンドの再整備だ。既存のスタンドを解体撤去し、観客席・車券売り場・レストランなどをコンパクトに集約したことで、より観戦しやすい環境を実現した。

屋内の無料観覧席。バンクが見えやすいよう、窓枠をなくしたこだわりの構造だ。

屋内観戦席の隣にあるスタジアムレストラン「FORQ」からもバンクを一望できる。

「FORQ」のメニューには、岡山きのこや瀬戸内地魚などの地元食材が使用されている。こちらは、自家製 瀬戸内レモンケーキアイス添え。550円。

有料観覧席のプレミアムルームはテラス付き。バンクを間近で見降ろしての観覧が可能だ。全3部屋、室料は5,000〜10,000円。

●ミッドナイト競輪が見られる日本唯一のスタジアム併設ホテル

ホテルエントランスにある屋外サインは、旧競輪場・観客席の椅子を再利用して造られた。

 玉野競輪場リニューアルの目玉は、スタジアム併設のホテル「KEIRIN HOTEL 10」だ。瀬戸内海とバンクビューが目の前に広がる絶好のロケーション。ホテル名は宿泊客が“10人目の選手”の気分で過ごせるように、という意味が込められている。開催時には選手宿舎としても利用され、選手が実際に過ごす空間を体感できる。

 開催中ホテルに宿泊すれば、客室からミッドナイト競輪が楽しめる。2022年3月現在、無観客開催であるミッドナイト競輪を見られるのはKEIRIN HOTEL 10だけだ。

宿泊客専用の、オーシャンバンクビューツイン・テラス付き。8階の部屋のため、車番8と同じピンクがアクセントカラーになっている。

選手が実際に利用する大浴場。残念ながら本場開催中には利用できないが、その他の時期は宿泊客も利用できる。

 ホテルのあちこちには旧施設の“廃材”が活用されている。長年親しんだファンだからこそわかるアーティスティックな変化を探してみてほしい。

1階エントランスにあるアートスポット。

スイートルーム内にある、選手から寄贈されたフレームを再利用した照明。よく見ると、選手の名前が刻まれている。

 日本初のホテル併設型競輪場は、2022年3月26日(土)にリニューアルオープンする。

◆ご予約に関するお問い合わせ先
keirin@keirin-hotel10.jp

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