2022/03/04(金) 15:00 0 5
3日、静岡県伊豆市の日本競輪養成所(滝澤正光所長)で第121回(男子)と第122回(女子)の卒業式が行われ、競走訓練の成績を基にした在校順位が発表された。男女上位3名、適性1位のコメントは以下の通り。卒業生は4月30日より実施されるルーキーシリーズ2022にて順次デビュー予定となっている。(写真提供:公財JKA)
1位 塩崎隼秀(しおざき はやひで)/愛媛
「養成所生活は、最初の頃は集団行動に慣れなくて苦しかったんですけど、後半は慣れてきて、いい養成所生活がおくれました。デビューしたら、まずはS級に特別昇級して、上のクラスで活躍できるように頑張りたいです。トップスピードに自信があるので、お客様に迫力のあるレースを見てもらいたいですね。早期卒業した2人には早く追いつけるようになりたいですね。まだまだ力不足なところがあると思いますが、デビューに向けて力をつけていきますので、これから応援の方よろしくお願いします」
2位 大川剛(おおかわ たけし)/青森
「入所当初は時間に追われるように感じましたが、終わってみれば 10か月間があっという間で早かったように感じます。HPD教場でナショナルチームの皆さんと一緒に練習できたことが楽しかったですね。先行で一生懸命に戦っていきますので応援よろしくお願いします」
3位 真鍋智寛(まなべ ともひろ)/愛媛
「養成所生活の中で、重いギアでシッティングで 600、800 の訓練はとても苦しくて、辞めたい気持ちにもなったりしましたが、でも、そのおかげで第2回記録会ではゴールデンキャップを獲得できたのでよかったです。特別昇班、特別昇級を目指して、頑張ってS級にあがり、S級で活躍できる選手を目指したいと思っています」
適性1位 齊藤雄行(さいとう ゆうこう)/神奈川
「養成所生活は短くも長くも感じ、今はやっと終わったなという気持ちと同時に寂しくもあります。適性で入って、最初の頃はわからないことだらけで、自転車もうまく乗りこなせなくて、皆との差も歴然としていて、まずいなと思っていました。でも、その中でも少しずつよくなっていく形が見えてきたので、楽しいという気持ちをもって自転車に乗れました。デビュー後は、自分の持ち味である積極性と思い切りのいい走りで、お客様の車券に貢献できるように全力で最後まで走りたいと思います」
1位 又多風緑(まただ ふつか)/石川
「養成所に入って、最初はすごく帰りたいという気持ちがありましたが、段々と同じ目標をもった仲間たちと訓練したり生活したりしていく内に、最後は帰りたくない気持ちになりました。でも、卒業できたことはホッとしています。養成所に入った時に在所1位って言い切っていたんですけど、競走訓練で先行したり 1着もたくさん取れて、最優秀技能賞を取れたことは嬉しいです。デビューしたら、先輩達に負けないように攻めるレースをして頑張りますので、応援よろしくお願いします」
2位 小泉夢菜(こいずみ ゆめな)/埼玉
「養成所では色んな戦法を試しました。先行もして、逃げ切ったことはなくて、捲りで決まることの方が多かったと思います。(2位は)嬉しいですね。レース経験は他の人よりも多いと思うので、それが活かせたんじゃないかとは思います。デビューしたら、確定板に乗れるような強い選手を目指して頑張りたいです!」
3位 河内桜雪(かわうち さゆき)/群馬
「入所当時は長く感じて、早く帰りたいと思ったこともありましたが、この約1年間、皆と家族のように一緒にいて、あっという間の1年間で、今は少し寂しいです。自分がガールズ選手を目指したきっかけが先輩たちの力強い走りだったので、自分もそうなれるように、これからいっぱい努力して、お客様に感動してもらえるようなレースを提供できたらと思っています。これから応援よろしくお願いします」
適性1位 畠山ひすい(はたけやま ひすい)/北海道
「養成所は厳しい部分とか、楽しい部分があり、でも、無事に卒業ができるのでよかったです。競走については、これから先輩たちと戦えるような戦法を見つけていきたいと思っています。目標は児玉碧衣選手です。強い選手はたくさんいますが、その中でも大きなレースで勝ち続ける姿がすごいと思うので、尊敬しています。自分も長く活躍できる選手を目指したいですね。デビューしたら、自分の迫力のある走りをみせられるように頑張ります!」
順位 | 氏名 | 平均得点 | 都道府県 |
---|---|---|---|
1 | 中野慎詞 | 80.56 | 岩手 |
2 | 太田海也 | 80.45 | 岡山 |
3 | 塩崎隼秀 | 80.45 | 愛媛 |
4 | 大川剛 | 80.13 | 青森 |
5 | 真鍋智寛 | 78.82 | 愛媛 |
6 | 東矢圭吾 | 78.72 | 熊本 |
7 | 伊藤温希 | 78.69 | 岐阜 |
8 | 荒川仁 | 78.62 | 千葉 |
9 | 一丸尚伍 | 78.48 | 大分 |
10 | 富武大 | 78.46 | 山口 |
※中野慎詞、太田海也はゴールデンキャップを獲得かつ記録会の200mまたは1000mで基準タイムをクリアし、昨年12月に早期卒業している
順位 | 氏名 | 平均得点 | 都道府県 |
---|---|---|---|
1 | 齊藤雄行 | 71.70 | 神奈川 |
順位 | 氏名 | 平均得点 | 都道府県 |
---|---|---|---|
1 | 又多風緑 | 81.57 | 石川 |
2 | 小泉夢菜 | 79.67 | 埼玉 |
3 | 河内桜雪 | 79.06 | 群馬 |
4 | 畠山ひすい | 78.89 | 北海道 |
5 | 池上あかり | 78.86 | 福岡 |
6 | 松本詩乃 | 78.25 | 東京 |
7 | 藤原春陽 | 77.25 | 徳島 |
8 | 安東莉奈 | 76.77 | 大分 |
9 | 三谷尚子 | 76.77 | 愛媛 |
10 | 野寺楓 | 76.51 | 静岡 |
順位 | 氏名 | 平均得点 | 都道府県 |
---|---|---|---|
1 | 畠山ひすい | 78.89 | 北海道 |