2022/02/23(水) 14:00 0 2
取手競輪場で行われている「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は23日に最終日を開催。3Rの一般戦に出場した菅原晃に話を聞いた。
大分県の代表として今大会に出場した菅原晃は、2016年8月の松戸オールスター以来、実に5年半ぶりのGI参戦だった。
「自分の力で権利を取ったわけじゃないし、戻ってこられた、みたいな実感は正直ないです(苦笑)」と言うものの、「でも収穫もかなりありました」とGIの舞台を久々に味わったことで、復活への足掛かりをつかんだのかもしれない。
この日は北津留翼の11秒2の8番手驚速まくりにピッタリ付け切って2着をキープ。「翼のあのまくりに付いていけたのはうれしい」とはにかんだ。
「(井上)昌己や荒井(崇博)さんからトレーニング方法を教えてもらったので、今後に生かしていきたいですね。荒井さんは今本当に強いし、昌己も誠一郎も頑張ってますから。自分もまた上を目指していければと思います」。
同学年の井上昌己や中川誠一郎、ひとつ年上の荒井崇博とともに、九州をけん引してきた自力選手の1人だけに、復活してもう一花咲かせてほしいものだ。(netkeirin特派員)