2022/02/21(月) 16:30 0 1
取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は21日、2日目を開催。6Rの二次予選に出場した野原雅也に話を聞いた。
野原雅也が執念の前々戦で準決のきっぷをつかんだ。
山田諒がカマしてくると、浅井康太をどかして番手奪取。浅井とは今月の静岡記念でラインを組んだ“中近の仲間”だが、ここでは勝負に徹した。最後はいっぱいとなって4着で入線も、東口善朋が失格で野原は3着に繰り上がった。
「飛び付きは考えてなかったんですけど、体が(反応した)。とにかく前々にって思った結果です」と振り返る。
昨年は寛仁親王牌でGI初優出を決めるなど大きな飛躍を遂げた。
今年はそれ以上の活躍を期待したくなるが「成績も落ちているし、感触も良いってわけじゃない」と今は我慢の時期を過ごしている。
だからこそ、繰り上がりとはいえ準決に進出できた意味は大きい。今シリーズをキッカケにして野原が一気に復調する可能性も十分だ。(netkeirin特派員)