2022/02/21(月) 10:30 0 1
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で19日から開催されている「PIST6 Championship ZERO」ラウンド8。20日最終日決勝12Rに出場し、優勝を飾った曽我圭佑に話を聞いた。
今回が2回目の参加となる曽我は、タイムトライアルで自己ベストの10.274で3位(前回は10.594で11位)と好調な滑り出しでスタート。
「走った感じはそんなに出ている感じが無かったのでビックリ。カカり切らずに終わったと思っていた。感覚的にはもう少し出そうな感じだった」と話してくれた。
今開催の目標に「まだ1着を取ったことが無いので、1着を取って勝利者インタビューを受けたい」と言った曽我は一次予選で有言実行し白星スタート。二次予選を2着で準決勝進出を決めた。
準決勝では直線で良い伸びを見せ1着で決勝を決めた。1着を取るも複雑な表情で「他人任せにしてしまった。決勝では人任せではなく力を出し切りたい」。
決勝戦では残り1周半からカマして先行し、良いスピードで押し切った。準決勝での反省を生かし優勝を掴み取った。
「悔しさの残る準決勝だったし、決勝では自分の持ち味を生かした競走がしたいと思ってカマシで勝負した。緊張や4走目って事もあって脚にかなり来ていたけど、自分の仕掛けたいタイミングでいけたし、最後まで踏み切る事が出来た」と笑顔で応えてくれた。
気になる123万円の賞金の使い道を聞いてみると「まずは支えてくれる奥さんに何かプレゼントを渡せたら良いな」と照れ笑い。
「普段の競走ではなかなか勝ち切れていないから今回の優勝は自信になった」と話す曽我。この良い流れを継続して力強い走りに期待したい。(アオケイ・宮本記者)