2022/02/16(水) 19:00 0 5
A級戦には中川博文が、S級戦には中川勝貴がいる。どちらも「5回目くらいかな。1回は開催中止になったこともあった」と口をそろえた親子での同配分だ。検車場では長い時間、一緒にいるのを目にした。きっと仲がいいんだろう。
まずは息子の勝貴に突撃した。
「(親子)仲はいいですよ。今回も一緒に来たし、練習も一緒にやりますし。父の影響で高校も自転車部に入りましたから。昔から父が頑張っている姿を見ていた。同じ世界で頑張れているのはうれしいですよ」
続いて父の博文。
「勝貴の下に弟が1人います。大学を出て、もう就職していますね。勝貴が高校で自転車部に入ったのはビックリした。それまでは自転車に全然興味がなさそうだったので。選手になってくれたのはうれしいですよ、やっぱり。もうちょっと成績が安定してくれたらいいんだけどね。まあ、子ども2人が手から離れたので少しは気楽になりましたよ」
親子であり師弟関係の2人。勝貴は2場所前の取手で通算100勝を達成した。通算303勝を挙げている父の背中は遠いが、これからも二人三脚でお互いを高め合っていく。(netkeirin特派員)