2025/10/20(月) 12:00 0 0
20日に開幕を迎える弥彦競輪ナイター「新潟スポーツ賞 YELLカップ(FI)」。12RではS級初日特選が行われる。
注目を集めるのは中部から関東へとまさかの“電撃移籍”をした上に苗字も変わり、ファンをザワつかせている杉浦侑吾(旧姓:藤井)だろう。
中部の藤井侑吾として最後に出場した前走の奈良GIIIでは1着2回、2着1回と上々の成績で、最終日には3着を7車身ぶっ千切り同地区の西村光太とワンツーを決めて有終の美を飾った。
移籍後初戦となる今回、初日特選には杉浦、吉澤純平、鈴木玄人、木暮安由と関東勢からは4人が出場しその並びに注目が集まったが、ここは杉浦ー吉澤、鈴木ー木暮に分かれて勝負することとなった。
杉浦の番手を回る吉澤は全盛期に関東を引っ張ってきた重鎮。そんな心強い味方を背負って、まずは名刺代わりにスケールの大きいレースで魅せてくれる姿に期待したい。
その杉浦と別線で戦う鈴木玄人もグングンと力をつけている。6月の平塚競輪でS級初優勝を果たすとその後、GI初出場となった「オールスター競輪(GI)」、そして続く「共同通信社杯競輪(GII)」で準決勝まで勝ち進むなどの活躍で現在得点は116点まで上昇し、トップレーサーと呼ぶにふさわしい選手となった。前走の落車が気がかりではあるが、タテ・ヨコ縦横無尽に動く暴れん坊っぷりを今日も見せてほしい。
人気的には第3ラインとなるであろう菅原大也ー佐藤和也の即席コンビも侮れない。24年後期〜今年前期は不調に悩まされた菅原だったが、後期の活躍には目を見張るものがある。後期だけで準V3回、直近4か月の連対率は50%オーバーと抜群の安定感を誇っており、前走の函館競輪でも3日間確定板入りを果たしている。今回相手は強力だが今のデキならば互角に張り合えるとみていいだろう。
単騎志智俊夫も7月の小松島記念最終日で9番手から自力捲り一撃を決めたようにマーク屋ながら自力を繰り出せるだけのタテ脚を備えている。展開がゴチャつくようであれば一発も十分にあり得るだろう。
3日後に控える寛仁親王牌に向け、今開催でぜひ軍資金作りにチャレンジしてみては。
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