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【小倉競輪】金メダルに刺激を受けた下沖功児が今年初勝利

2022/02/07(月) 11:00 0 2

小倉競輪のミッドナイト「WINTICKET杯(FII)」が6日に幕を開けた。初日5Rで1着の下沖功児(しもおき・こうじ)に話を聞いた。

いつものアップウェア姿の下沖

 5Rで捲りを決めた下沖功児。九州ラインでワンツースリーを果たし、今年初勝利をゲットした。追加参戦だった前場所の広島から中2日の強行日程だが「朝から見たいテレビを見ることができてモチベーションが上がりました」とニヤニヤ。「ウルトラセブンに始まって、仮面ライダー、それから持ってきたDVDを見て、レース前には北京オリンピックで(小林陵侑の)金メダルも見ることができた。良かったです」。ここから話はあらぬ方向へと進んでいった。

スキージャンプのポーズも見せてくれた下沖

「スキーのジャンプも競輪も共通点があるんです。それは屈伸運動だということ。足もとが不安定なスポーツは、いかに力を抜いてバランスを保つことが重要。特に雪の上や氷の上を踏ん張って動くスポーツは、膝がなめらかに動いた方がいいんです。競輪もそう。そのバランスが乱れると、モーグルも減点されちゃうんですよね。そういったところに着目して見ると、もっと面白いです。いい選手の特徴は、力の入れ方ではなくて抜き方なんですよね。それで…」

 こちらが話を遮らないと、どこまでも脱線して行ってしまいそうなほどヒートアップ。胸にあったウルトラマンのタイマーが鳴り響いても下沖の話は止まらなかったが、ミッドナイト開催で取材時間が限られるため、泣く泣く会話は打ち切りに。せっかくなので、冬季五輪は膝の使い方にも注目して見たい。さて下沖、準決勝はいつもの自力戦ではなく、マーク戦から久しぶりの決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)

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