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【前橋競輪】城幸弘「寺の跡取りになるつもりだったのに…」

2022/02/05(土) 12:30 0 1

前橋ナイター競輪「e-Shinbunカップ(FII)」は5日、2日目を迎える。11RのA級準決勝を走る城幸弘に話しを聞いた。

前期S級の城幸弘。失格でA級2班だが、実質的にS級戦士だ。

 城幸弘は前期S級だが今期はA級2班。昨年3月、当地での誘導の早期追い抜きの失格が痛かった(個人的にこれは厳しいと思っている)。これは以前聞いており、改めて本人に確認した内容だが40歳になったら競輪選手を引退して、実家のお寺を継ぐつもりであったらしい。「その予定だったけど、お寺もコロナ禍でやって行くのが厳しいみたいで。親父が住職をやっているけど、檀家も少なく専業でやるのは難しいと。住職をやるなら副業も必要だと言われ、悩んでいます」。

 こちらがそう言う眼で見ているからかもしれないが、城のたたずまいや振る舞いは綺麗に見える。今回は弟子の中島詩音も一緒で、レースのアドバイスも的確。もし、お坊さんになっても“高僧”と呼ばれる人物になりそうだ。(町田洋一)。

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