2022/02/04(金) 19:30 0 3
清水はS班らしい堂々とした力勝負で番手の荒井崇博とワンツーを決めた。レース内容はまさしくタテ攻撃のみ。“王者の”前受けを選択すると別線の斬り合いになり、打鐘では7番手。しかし、鐘過ぎ3角辺りから踏み込みを始めると、4角の下りを使って一気のカマシ捲り。荒井崇博を連れて軽く出切ると後続を千切って荒井とのマッチレース。最後は「差し」を許したが、見応えのあるレース内容で準決入りを決めた。
レース後本人は「作戦は前を取って行ける所から。細切れだったし、動きはあると思っていた。自分でも仕掛けは良かったと思うけど、踏めているせいか最後はタレた。びっくりするぐらい軽かったので、もっと引っかかりが欲しいです」と話していた。
あまり景気の良いコメントでなかった清水だったが、レースの内容はまさに“S班のスピード”といったところ。
「体調面の不安はない。準決もしっかり走りきるだけ」と万全ぶりをアピール。決勝進出を狙う清水が力強い走りで準決勝も魅せてくれるに違いない。(アオケイ・石濱記者)