2022/02/03(木) 08:30 0 3
前橋競輪「e-SHINBUNカップ(FII)」は4日、初日を迎える。今節の大会の見所を町田洋一氏に伺った。
今期は2班だが、前期S級の城幸弘に期待する。長い距離はもがかなくなったが、A級ならスピードのある捲りを披露する。実家はお寺で、将来的にお坊さんになる予定。弟子の面倒も見ており、地元の甲斐康昭とワンツーを決めたい。甲斐は来期、初のS級入りを決めており、遅咲きの努力の人。正月開催では決勝進出を阻まれており、今開催への思いは強い。
関東は別線になりそうで小原唯志と飯嶋則之の栃茨ラインも侮れない。小原もS級で実績があり、飯嶋は何と言ってもタイトルホルダーだ。北日本は相笠翔太と金沢幸司の福島コンビが中心。混戦を演出して中団捲りを決めたい。40歳で初のS級を経験した藤原清隆は吉川誠次第。淡泊だった吉川だが、オールラウンダーを目指している。
チャレンジは新鋭の中島詩音が、菅野航基の特別昇班に伴い、優勝候補の筆頭。初Vが前橋バンクであるし得意にしている。中島マークは地元の桜井紀幸。温厚な選手でチャレンジなら鋭脚を発揮する。
ガールズは追加で石井寛子が入り、小林莉子と荒牧聖未の争い。石井と小林は大舞台に強く、競走センスには定評がある。荒牧は位置を取ってからの捲りで、今年は大きなところで結果を出したい。