初日7Rは後位が競りだった小森貴大。最終的には2着を6車身引き離して白星スタートも、捲りに回った内容に反省しきり。

「せっかく自分の先行を評価してもらって競りに来てもらえたと思うのに…。1着は良かったけど、内容はダメですね。レース間隔が少し空いたのもあるのかも。思った以上に、前と車間が開きすぎてしまった」。

　ただ、スピード満点の捲りに見えた。脚の状態は問題なさそう。そんな小森に前検日、朗報が届いた。

「初めてアマチュア2人の面倒を見ているけど、内山慧大が養成所の2次試験を受験して、前検日が合格発表だったんです。ドキドキでした。無事に合格が決まって良かった。うれしいですね。彼らからいい刺激をもらっています。自分が2人を見てる分、向こうも僕のことを見ている。責任を感じますね。(師匠の)市田さんもこんな気持ちだったんだろうな、って感じています。師匠の気持ちがわかりました」。

　初弟子が123期生として養成所に入所することになりそう。貫禄を示したい"師匠"の小森の今後にも注目したい。(netkeirin特派員)