今の時期、石川県や富山県と北陸地方の選手に話を聞くと、みな口をそろえて「雪でなかなか練習ができない」と話す。山崎も御多分にもれず「いつもだと午前、午後で6時間近く雪かきをしているんです。そこからバンクに行って練習ですから、すでに疲れてなかなか練習に打ち込めない」とボヤく。

　しかし、今年は状況が一変したという。「ズイフト(Zwift)を取り入れたんです。室内でみっちり練習ができますから、かなり濃い練習ができます。雪かきの時間をズイフトに充てられるおかげで、成績もいい所をキープできています」

　本来ならこの時期は「冬眠の時期」と言い、成績を大きく落としていたそうだが、今年は大崩れしていない。6Rは地元、九州勢が人気を集めそうだが、山崎の一撃が決まればそこそこ好配が見込めそうだ。(netkeirin特派員)