2022/01/03(月) 18:20 0 4
前期は47点のリセットを目指し必死だった。理由は明確で前々期をほぼ走っておらず、「みなし得点」が適用されるため。前期に何とか47点を取れなければ、今期はほぼ絶望的な戦いを強いられた。「そうなんですよ。最後の1カ月はスリルのある日々でした。ただ、あの状況を楽しんでいた自分が怖かった(笑)。イチかバチかのレースが多かったし成績を上げるのがギャンブルみたいでした」
最終戦の12月岐阜の初日に3着を獲って無事に「リセット」には成功した。ただ、そこへ行きつくには周囲の後押しがあった。「色んな人たちと練習をさせてもらって。田中誠さんのグループに行ったりして。横瀬(聡)さんや柊元(則彦)さんらともがかせてもらいました」
人の和に見守られ、今がある。感謝の気持ちを胸に秘め「失うものもないし、一戦ずつやりますよ!」と潔く開き直り、持ち味であるカラっとした先行で魅せ続ける。(netkeirin特派員)