2021/12/26(日) 10:35 0 0
前橋競輪ミッドナイト「WINTICKET杯(FII)」は26日に2日目を開催。9RのA級準決勝に出場する関東4人に並びの経緯を聞いた。
このレースの関東は樋口瑛土、山崎輝夫、山口翼、横田政直の4人。追い込みにシフトしつつある樋口を含めて4人とも自力脚があり、どう並ぶか注目された。
こういう場合、年長者の追い込み選手が音頭を取って自力選手にアドバイスを送りながら並びを決めていくケースが多いが、この4人の中で最年長は温厚な横田政直だったため「俺は何でもいいよ。言われた通り走るから」と一番遠慮気味で話がなかなか進まず。
しばらくして山崎輝夫が「4人で並ぶよりは分かれた方が全員にチャンスありますよね?」と発声し、埼京は山崎-樋口で並ぶことになった。
その後は横田と山口の前後の話し合いに。山口が「以前、横田さんの後ろを回らせてもらった。横田さんが動くならまた後ろを固めさせてもらうし、横田さんの地元で僕が前で頑張るのもありだと思うのですが…」と提案すると、しばらく考えていた横田が「前で頑張るよ」と自力戦を決意。こうして横田-山口のラインが形成された。(netkeirin特派員)