2021/12/25(土) 17:30 0 1
逃げの決まり手は一切なく、これぞ捲り屋というスタイルを貫く榎本光男。初日は平川雅晃を逃がして5番手からの捲りとなった。前のカカリもよく苦戦を強いられたが、それでも2着まで届いた。
「警戒されたのと、平川君が上手く駆けましたね。脚は溜まっていたから届くかなという感じはあったが、丈(櫻井)には申し訳ないレースだった。力みこそあったが、脚の状態は悪くないし、今日は組み立ての問題。しっかり準決までに修正しますよ」と話してくれた。
そんな榎本はワクチンを接種してから調子を崩していたらしく 「奈良のミッド前に2回目のワクチンを打ったんだけど、そこから全く体が動かなくなった。奈良、小田原は全然自分のしたいことができなかったし、着も悪かったけど、前回の平ではようやく戻って来たかなって感じ。今回1走したけど、接種前の走りができたし、もう大丈夫」と不安を払拭した様子。
準決勝は同県の新鋭・仁藤秀の番手回りとなった。
「最近は番手での競走も多くなって来たし、不安は無いです。仁藤君とは初連係。しっかりサポートできるように頑張ります」と意気込んだ。(アオケイ・松野記者)