KEIRINグランプリ前の最後のグレードレース

　KEIRINグランプリ前、最後のグレードレースはこちら！ 今年最後の記念開催は佐世保記念!!!

　開設71周年記念『九十九島賞争奪戦』(GIII)。2021年12月23、24、25、26日の4日間 長崎県佐世保競輪場にて開催される。

　KEIRINグランプリ出走予定の守澤太志、吉田拓矢、そして競輪祭に続いて脇本雄太が欠場となった。

　S級S班只一人のあっせんとなった、KEIRINグランプリ2020年覇者和田健太郎(千葉)を筆頭に、競輪祭準優勝の新山響平(青森)。伊東温泉記念準優勝の追加あっせん深谷知広を始め、菅田壱道(宮城)、佐々木雄一(福島)、武田豊樹(茨城)、鈴木裕(千葉)、柏野智典(岡山)、坂本健太郎(福岡)、園田匠( 福岡)、松岡貴久(熊本)、嘉永泰斗(熊本)等実力者達が、今年最後の記念制覇に名を連ねる。

　佐世保競輪場は、400mバンクながら、400mバンクの中では直線が一番短く、見なし直線40.2mとなっている。極端に直線が短く、先行選手有利な特長を持っている。

33バンクの様に出入りが激しく、本線以外のラインが主導権握れれば荒れる可能性も含んでいる。

穴を開けてくれるだろう選手を厳選ピックアップ！

近況1着量産中の福田知也(神奈川)
　7月欠場明けから、コンスタントに車券に絡んでいる福田。特徴は躊躇無い縦脚のキレ。前節、京王閣F1では準優勝。南関自力型からの信頼も厚く、番手絶好に強い。番手捲りも、3番手からも伸び切る技量有り。

此処二場所、絶好調の岡本総(愛知)
　番手戦増えて、成績が安定して来ている印象の岡本。前々節の名古屋FI準決勝では、寺崎の先行を差し切り。決勝では山田諒に続き準優勝。前節小倉FIでは、準決勝敗退に終わったが、最終日は谷口遼平を援護しながらチョイ差し決めた。今節、優出迄有るか。

突っ込み秀逸な湊聖二(徳島)
　近況、優出こそないが、ベテランの味を存分に発揮している湊。前節の最終日、展開恵まれず苦しい流れから、コース突いて3着に入る辺りは追込み屋の巧さが際立っている。3番手も苦にしない、インコースの切れ込みは混戦になれば尚更発揮される筈。初日から狙いたい。

自力型から菅原大也(神奈川)
　近況予選を勝ち上がって好調をアピールして見せ場充分。前節伊東記念初日では、外並走苦しい展開ながら凌いで2着勝ち上がり。三日目、佐々木眞也の番手戦で連結外し課題は残ったが、8番手後方から菊池岳仁を捲り切ったのは自信に繋がった筈。今節ブレイクなるかどうか。

　直線短い佐世保バンクで、初日から波乱の展開が有るか。堅いレースこそ穴が出る。と、自分の車券を信じて邁進したいと思っております。皆様、KEIRINグランプリの軍資金を佐世保記念で蓄えましょう！

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