2021/12/16(木) 15:00 1 7
netkeirinでは、30日に静岡競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2021出場選手を日替わりで特集。第6回は、驚異の大躍進を見せ、今年初めてグランプリに出走する宿口陽一選手。グランプリ出場までの道のり、選手としての特徴、ファンからの応援メッセージを紹介します。(構成:netkeirin編集部)
デビューから15年、タイトルはもちろんGIIIでの優勝もなかった宿口陽一が、2021年後半・破竹の快進撃を見せた。
6月の岸和田・高松宮記念杯競輪決勝で、吉田拓矢(26歳・茨城=107期)目標から見事な直線強襲でGI初優勝を遂げ、グランプリ切符もゲット。8月のいわき平・オールスター競輪(GI)でも5戦4勝の固め打ち、高松宮杯がフロックではないことを証明した。返す刀で10月の前橋・ドームスーパーナイトレース決勝では、中団キープから鮮烈な大外捲りでGIIIを初制覇、マーク戦でも自力でもトップ戦線で戦える力をつけたことを見せつけた。11月の小倉・朝日新聞社杯競輪祭(GI)でも予選連勝で気を吐いており、出来は変わらずよさそうだ。
2021KEIRINグランプリでは、同じく今年ブレイクした競輪祭の覇者・吉田拓矢、そして宿口にとっては高校の先輩でもあり常に指導を受けてきた平原康多(39歳・87期=埼玉)との強固な関東ラインで臨む。
今年一番成長した選手。以前はダッシュを生かした捲り、番手を回ったときの差しが多かったが、最近では自分で動いて展開を作るようになった。いざとなれば先行でも戦える。ラインの競輪を大事に戦っている印象が強い。
「最後に、現在netkeirinで公開中の投票企画「競輪ファンが選ぶ KEIRINグランプリ2021注目選手は」に寄せられたコメントを紹介する」
「関東ラインで吉田のひっぱりで平原とゴールする。(無欲で差す)」
「2年くらい前かな? ものすごいレースを見てからずっと追いかけています。もちろん車券もゲットいたしました」
「今年後半の神がかり的な走りは本物ですね! いつもは中部勢を応援してますが、今年のGPは宿口さんから勝負します!」
「平原の前でかけるのか、関東ラインの並びも注目」