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【京王閣競輪】先行スタイルを貫く! 山本勝利

2021/12/12(日) 10:15 0 0

京王閣競輪場で10日から「恩田繁雄杯&東京スポーツ杯」が開催されている。最終日9R A級決勝に出場する山本勝利に話を聞いた。

師匠の教えで着々と力を付けている山本勝利

 先行基本のスタイルが魅力の山本。初日は後ろが競り合い、正攻法から一車も出させない走りで1着。準決勝では板垣昴ともがき合いから主導権を奪われたものの、3番手の位置を取り捲った。また、ラインの星野辰也に差されたが2着に逃げ残った。

 山本は以前「自分のレース(先行)を貫くだけ、師匠の山崎充央さんと『先行して日本一になる』と約束した。師匠は厳しいけど、強くなって欲しいと真摯に向き合ってくれているので、しっかり応えたい」と話してくれた。

 ここ最近は指導の仕方が変わったようで「デビューして1年目はレースでここがダメだったと指導してくれた。でも2年目からはまず自分で考えてそれを伝えてから教えてもらうようになった」。

「何でも教えて貰えるのもありがたいけど、自分で考えられるようにならないと成長していけないと思っている。師匠はそれを見越してくれていると思う」。

「地道に自分のレースを貫いていった事で、段々結果が付いてくる様になった。このまま続けて行けばS級に上がれる日もそんなに遠くないと思う」。

 決勝ついて「今年は優勝がないし、今まで地元で優勝した事がない。もちろん優勝を狙いに行きたいけど、意識し過ぎずに、しっかり自分のレースをするだけです」と話してくれた。

 師匠の教えで着々と力を付けている山本。芯の通った揺るがない先行スタイルで決勝をキッチリ決めて地元で初優勝を飾ってもらいたいと願う。(アオケイ・宮本記者)

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