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競輪を題材にした映画「ガチ星」がロッテルダムスポーツ映画祭で最優秀賞を受賞!

2021/12/10(金) 08:00 0 5

「ガチ星」の舞台となった小倉競輪場(撮影:島尻譲)
 12月7日、オランダ・ロッテルダムで行われたロッテルダムスポーツ映画祭にて、映画「ガチ星」がベストオブワールドシネマ(世界最優秀作品賞)を受賞した。

 「ガチ星」は2017年に製作された競輪映画で、映画「ザ・ファブル」シリーズなどで知られる監督・江口カンの商業映画デビュー作としても話題になった。戦力外通告を受けた元プロ野球選手の主人公が、酒にパチンコ、不倫という崖っぷちの生活から再起を懸けて競輪の世界に飛び込んでいく姿をリアルに描いた作品。主演は競輪選手を目指したこともある安部賢一。

 同作は11月にイタリア・ミラノで行われた「FICTS」でもMention d’Honneur(優秀作品賞)を受賞しており、それに続く快挙となる。

審査員コメント
SFFR2021国際審査員
オランダ映画監督代表 ジャミーラ・ファン・デル・ハルスト
『「ガチ星」は知られざる競輪の世界に対して、素晴らしい洞察を与えています。観客の想像力に訴える素晴らしいカメラワーク。照明も劇中音楽も特徴的であり、まさにリアルな競輪の世界を映し出すことを成し遂げています。』

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