10月より長崎から北海道籍となった中里福太郎。北日本の先行としてラインに貢献している。その中里の奥さんは、なんと渋谷海(25歳・113期=香川)のお姉さんだそうだ。

「彼とは同期で仲が良くて、それで縁があって知り合えました。年齢は彼がひとつ下で、妻は同学年になります。生活も練習も充実しています。練習は川津悠揮さんや、今回も一緒の中野良さんとかと一緒にやらせてもらっています」

　当面の目標について聞くと「先行でS級に上がりたいと思っています。とにかく自分の力を出し切るというスタイルのままで頑張りたい」

　今年に入ってその渋谷海が香川に移籍、井寺亮太(29歳・113期=長崎)が長崎に移籍と、同期でトレードしたような形になっている。競輪選手にとって日本はそう広くないようだ。まだまだ若い113期生。それぞれ新天地で実績を積みたいところ。(アオケイ・市川記者)