前走の西武園では新車を投入するも、思うような手応えが掴めず今回は元のフレームに戻した會澤。2走した感じを聞いてみると「やっぱりこっちの方が良いですね。行きたいタイミングでしっかり出てくれるし、自転車も進んでくれる。あと今回は初日に良いレースができたし、今日(2日目)は気持ちに余裕もあった」と振り返る。

　来期は3年半ぶりのS級戦となり「前に上がった時は何もできなかった。得意でもない押さえ先行ばかりやっていて…(笑)。でもあの時よりレベルアップしたし、何とか頑張りたいですね」。

　決勝は抜群の強さを見せて勝ち上がったルーキーの田口勇介の番手となった。「田口君とは前に一度練習をしたことがあるし、強いのはわかっている。まずは、しっかりと付いていきます」と控えめに話していたが、十分チャンスがある位置だし、今期3度目のVに期待したい。(アオケイ・富記者)