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【立川競輪】ラインのことをしっかり考える長田龍拳

2021/11/30(火) 19:30 0 0

立川競輪場で29日から「東京中日スポーツ杯(FI)」が開催されている。最終日7RのA級決勝戦に出場予定の長田龍拳に話を聞いた。

完全優勝への期待がかかる長田龍拳

 117期といえば山口拳矢が出世頭だが、長田は在所1位の逸材。
 ちょっと出世が遅れているが「調子が落ちている時に4月の弥彦で落車してしまって…。そこから回復するまで時間がかかっちゃいました。それでも復帰してから7月の大宮でようやく上向いてきたかなと。初日は組み立てを失敗しましたが、それでも連勝で勝ち上がれたので調子は上向きです」と完全優勝への期待がかかる。

 ただ本人は「1・2班に上がってから完全優勝はまだないんです。できれば嬉しいですけど、今は結果より内容や脚をもっとつけていきたい時期」と目先の結果だけを追い求めている訳ではなさそう。

 続けて「初日は(マークした)石橋さんと決められなかったのが悔しくって…。自分の組み立ての甘さがあんな結果になったんだと思います。だから準決でワンツーが決まったのは本当に嬉しかった。決勝も自分でも石橋さんの優勝でも良いから、とにかく再度ワンツーを決める事ができれば」と俺が俺がのスタイルではなく、きっちりラインのことを考えていた。

 20才の若者だが、常にラインの大切さを語る師匠の渡邉晴智の教えがちゃんと伝わっている様子だ。(アオケイ・渡辺記者)

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