2021/11/28(日) 16:30 0 2
パワフルな先行が売りの期待の新鋭・磯川勝裕。格上相手にも物怖じしないレーススタイルでS級でも十分通用している印象だが、なんと来期はA級に降級。競走得点も100点以上あるが、福井記念での失格によって降級が決まった。
「あの失格さえなかったら来期もS級だったんですけどね…。もう終わってしまったことなので、気持ちを切り替えるしかないです。それでも斡旋が停止した1ヶ月間はしっかり練習することができたし、直前の四日市記念でも2回バックが取れた。レース内容には満足しています」と語ってくれた。
初日のレースについて尋ねると、
「嶋津拓弥さんとは初めてです。でもレースは見ているし、最近調子も良さそうですよね。負けないように頑張りたい。それと7車のレースは約2ヶ月ぶり。自分は9車の方が好きだけど、2分戦は好きです。愛知の吉田健市さんも3番手を固めてくださるし、積極的に仕掛けて行く」と締め括った。
当然降級後の磯川には特別昇級を期待してしまうが、本人にその気はないようで「焦らず、A級ではバックを取ることを第一に走りたい」と話している。まずは明日の予選をどのように突破するのか注目したい。(アオケイ・松野記者)