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【武雄競輪G3・飛龍賞】まさかの九州別線で荒井崇博は自力勝負

2021/11/27(土) 21:30 0 7

武雄競輪場で25日から「施設整備等協賛競輪 飛龍賞(GIII)」が行われている。12Rの決勝戦で地元優勝を目指す荒井崇博に話を聞いた。

話し合いをする九州勢と荒井崇博

 熊本3人の間に荒井崇博が入って二段駆け・三段駆けになると思ったが、実際は全然違って、上田尭弥-松岡辰泰-松岡貴久が同県で並び、地元の荒井だけ別になるサプライズ。

熊本の3人には全員世話になっているし、並びたいなら並べばいいよ。『どうぞ』と言われない限り、間に入る気はなかったから。これが他の記念なら何も迷わず固めたけど、ここは武雄だからねぇ…。武雄で4番手は回れない。仮に回ったとしても、4番手じゃ勝っても負けても面白くないし、自分で好きにやらせてもらう」。

荒井崇博(左)と五十嵐力

 このことを同じ決勝を走る内藤宣彦に伝えると、
「まとまらないんだ! なんで? そんなことある? だって、荒井だよ? 別ってことは敵側の俺たちからすればやりやすくなったけど、これはかなりビックリだね」と目を丸くしていた。僕個人も内藤と同じでビックリした1人だが、並びに関しては選手が決めたことなので何も言えない。

 荒井本人は自力でやることになっても「とにかく優勝を目指すだけ!」と強気な姿勢を崩さなかったし、地元の熱い走りを最後まで見届けたい。(アオケイ・長谷川記者)

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