2021/11/19(金) 18:15 0 0
渡辺は今開催7着、4着と着には恵まれていない。
「自分の体調も脚の感じも良いし、しっかりついて行ける自信はある。ただ、いい流れが向かないね。まだ7車の流れに慣れていないのもあって。特に33バンクだとマーク屋の自分には厳しいね」。
自身の理想については「自分は前を走る自力選手に信頼して貰えるマーク屋になりたいと思っている。今回の小倉競輪祭での佐藤慎太郎さんが付いた吉田拓矢の逃げなんかは凄かったね。佐藤さんが付くと前で走る選手はいい刺激が入るんだと思う」。
「佐藤さんは自分と歳が同じくらいなのにバリバリやっているし、憧れますね。自分も自力選手に信頼されて、刺激を与えられるような選手になりたい。まだまだ上を目指しますよ」。
最終日に関しては「前で走る中武(三四郎)君とはワンツーを決めたことがある。相手の田頭(寛之)君は結構戦いにくい相手だけど、うまく作戦を立てて、サポートをしてワンツーが決まると良いね」。
なかなか流れに乗れていないと話す渡辺だが、前期S級のタテ脚と混戦で突込む姿はとても魅力。生粋のマーク屋としてこれからも競輪ファンを楽しませてくれるに違いない。(アオケイ・宮本記者)