「今日は(前が踏み合って)展開が向いてくれた。あと今回一緒に参加している山田(裕哉)君に色々とアドバイスしてもらったおかげですね。それで踏み方も変わったし、感触が良くなりました。実は山田君とは大学が同じでずっと仲が良かった。でも選手になってから同じ斡旋になったのは今回が初めて。約8年振りの再会ですね(笑)」。

「S級になって勝ち上がりの1着は初めてだし、素直に嬉しい。ここからまた頑張っていきたいですね。あと準決に乗るのも今期初です」と満足な様子で振り返る。

　その準決は単騎の戦いとなり「うーん難しいですね。自分も追い込み選手だし、こういう時は先行の番手って言いたいけど、まだそこまでの勇気はない。どちらにせよ一人だし、流れを見ながら走ります」と締め括った。

　強敵だらけの準決だが、きっかけを掴んだ三浦の走りに注目したい。(アオケイ・富記者)