2025/12/22(月) 13:18 0 2
広島競輪「開設73周年記念・ひろしまピースカップ(GIII)」は22日、3日目を開催。2Rの一般戦に出場した中本匠栄に話を聞いた。
中本匠栄は6月の高松宮記念杯2走目に落車し、肩甲骨骨折などの重傷を負った。10月の函館で復帰したが、「骨折とかよりも、肺気胸の影響で4回手術したのが結構響いて…」と戦列に戻るまで4か月かかった理由を明かした。
復帰戦の函館予選でいきなり1着をゲットしたが、その後は大敗が続くなど苦戦。この日は石川航大の頑張りもあって復帰後の2勝目を挙げたが「状態は良くないし、まだまだ戻っていない」と冷静に受け止める。
「入院が長かったこともあって、12キロ痩せてしまいました。体重はもう戻っているけど、筋量がだいぶ落ちて…。練習できる体力が戻っていないから、満足のいく練習もなかなかできていないんです。昔からケガは多い方ですけど年齢とともに治りも遅くなっている。時間はかかると思うけど、来年の後半くらいにまたGI戦線に戻れるようにと思ってやっているところです」と語った。(netkeirin特派員)
