「特昇してからは優勝も出来ているし、1・2班戦のレースも徐々に対応できるようになってきた。でも組み立ての甘さはあるし、前回も決勝を外してしまったのでまだまだです。もっと経験を積んで強くなりたいですね。あと今回は新車なんですよ。練習で乗った感じは良かった。でもレースにならないとわからないですよね(笑)。まずは一走して確かめたい。500バンクに関しては普段から大宮で練習しているし大丈夫だと思う」。

　高校から自転車を始めた藤田。選手になるまでの道のりは長かったようで
「自分は4回目で合格できました。年々レベルが上がっているし大変でしたね。でも選手になれて良かったし、今のところ特昇して1・2班でも優勝できたので順調だと思います」。

　予選は積極型の夏目新吾と同期の中村泰輔が相手となった。

「中村さんとはチャレンジで対戦がある。夏目さんはバック回数が凄いし油断できないですね。自分は地元勢に任されたしラインは3車。積極的に動いてラインで決めたい」と意気込んだ。(アオケイ・富記者)