「大宮は本当に久しぶり。何でか知らないけど呼ばれないんですよね。別に何かしたって訳じゃないんですけど(苦笑)。最近は70点そこそこしか点数がないんですけど、予選を上手くクリアできていないので点数が上がらないんですよね。そこのところだけで、取れるところは取っているから悲観はしていませんけど」と近況を話してくれた。

　予選は健在の増成富夫とトリッキーな菅原洋輔が相手になるが、その辺りの事を聞いてみた。

「増成さんは55歳でも自力で戦っているし、本当に強いですよね。自分も年令(49歳)の事を考えちゃうと老け込んでしまうし、そこのところは考えずに頑張っていますけど（笑）。あと菅原君は色々とやってくるタイプですし、しっかり対応しなくちゃいけないですね」と話す。

「自分でやるのがメインだけど、この歳だから時々『若い子がいないかな』と思う事がある。だけど、そういう時はあまり良くない時ですかね。自分でやるのは楽しいし、結果を受け入れる事ができるから好き。地元に向けてしっかりやってきたし、3分戦だからやりようはあると思う。勝負どころでしっかり仕掛けるというのを心掛けて走りたい」と言って締め括った。(アオケイ・忍足記者)