3日に開幕を迎える取手競輪「レジェンドカップ・サンスポ賞(FI)」。12RのS級初日特選に深谷知広が登場する。

　賞金ランキング9位で競輪祭を迎えるが、惜しくもグランプリ出場は叶わなかった深谷。しかし、前走「競輪祭(GI)」は優勝こそ逃したが、強力メンバーの中でも見せ場を十分に作った。5日目は強豪マーカー松谷秀幸を千切る豪快な捲りを放ち、最終日は太田海也、新山響平、嘉永泰斗、石原颯など負け戦とは思えない超豪華メンバーの中で嘉永泰斗とタイヤ差の接戦を演じて2着と、らしさ全開のレースでファンを魅了した。

　迎えた今開催。初日は番手に地元の吉澤純平、3番手に永澤剛と、番手の仕事には定評のある2人を背負う番組となり、深谷にとっては好条件と言えるだろう。

　来年こそ、年末の大舞台に深谷が帰ってくるのを楽しみに待っているファンも多いはず。そのためにもまず、ここでしっかりと弾みをつけて、来季の飛躍に備えたい。

★取手競輪12R・S級初日特選は16:00発走！
▶出走表を見る
▶プロ予想を見る

　また、4RのA級予選には127期・在校1位の尾野翔一が登場する。

　前走の久留米競輪は特昇が懸かった開催だったが、決勝戦で3着に敗れ、惜しくも9連勝とはならなかった尾野。

　だが、それまでの8連勝の中でS級クラスの力があることは既にアピール済み。特にすさまじいレースぶりだったのが前々走の小松島競輪の決勝戦だ。

　最終1センターで依然最後方に置かれ、なおかつA級屈指の実力を誇る森本桂太郎に中団から先捲りを打たれる苦しい展開となる。しかし、最終バック手前から一人だけ全く違うスピードの快速捲りであっという間に前団を飲み込み、最終的には2着の森本を8車身突き放して快勝。このクラスでは全く力が違うというところを示した。

　特昇再チャレンジへ向けリスタートとなる今開催。初戦は前走の松戸競輪で優出を果たしている手強いベテラン高谷雅彦が相手となる。まず初日、どのような勝ち方で魅せることができるのか、スケールの大きさが試される。

★取手競輪4R・A級予選は12:12発走！
▶出走表を見る
▶プロ予想を見る

▶【的中キャンペーン】条件クリアで最大30,000円分のマネーもらえる！

▶ウマい車券とは？